ある理系茶人の感動記録。和菓子、時々、情報学

心の「ひだ」まで写し取る、個々人の感性に寄り添った技術を構築するための、感動の「サンプル」を記録。コメント歓迎。

エンジニアにこそ、和菓子を!!

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

感動、してますか?

 

理系茶人のくりりんです。

 

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今日は、エンジニアに和菓子をオススメしたいと思って、この記事を書きました。

 

エンジニアと和菓子、

一見すると、なかなか接点がなさそうに見えますよね。

 

でも、エンジニアに和菓子をオススメしたい理由がいくつかあります。

 

エンジニアと一言にくくるのは少し危険ですが、

何やかや、10年近く関わってきた業界、ということで、

「エンジニア」は、情報処理技術に限定してみます。

そして、定義としては、

・ 情報技術により、然るべき目的を達成するために何らかのサービスやプロダクトを構築する人

 

とします。

 

多岐にわたる「ものづくり」の人たちの系譜に、

コンピュータ関連のエンジニアも含まれると考えていて、

「分野を超えて、ものづくりの達人・先人たちから全力で学ぼう」

というのが理想だと考えています。

 

さて、その「達人たち、先人たち」として、

日本に居るからこそ学べる、という方たちである、

和菓子職人さんたちがいる、と考えています。

 

 

和菓子を「ものづくり」という観点から捉え直してみます。

・ 「想い」「素材」「技」「引き算」

これらが、キーワードになると思っていて・・・

 

・ 和菓子は「想い」を具現化して、美しく、美味しく仕上げたものである

・ 和菓子は「素材」を深く理解し、魅力を引き出すようにして作られている

・ 和菓子の「技」は、素材と道具を知り尽くし、無駄が排除された動きから成っている

 ・和菓子は、他の和文化と同様「引き算」に基づき、抽象化されているものが多い

 

このように考えると、

製品やサービスを作るためのエッセンスが詰まっているなぁ、

と思うわけです。

 

 

季節を取り込み、見ているだけでも美しく、食べるのももったいない

そんな想いが浮かんできますが、

どのように実現されているか、それを紐解きながら頂く、

というのも、面白いかもしれません。

 

 

さて・・・

私に和菓子を!!笑

深く、理解しながら頂戴いたします。

 

(美味しい和菓子があるよ、という情報も大歓迎です)

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今日はこの辺にて失礼します。
良き感動ライフを!

奇跡の口溶け。はずさない手土産【「成城あんや」の「あんわらび」】【感動和菓子#002】

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

感動、してますか?

 

理系茶人のくりりんです。

 

 

今日紹介するのは、

「あんわらび」というお菓子です。

http://www.seijoanya.com/nama.html

 

一言でいうと

「わらびもちと、肌理(キメ)の細かいこしあんが織りなす、奇跡の口溶け」

 

食感、甘み、こしあん、わらびもち、きなこ、

それぞれ、妥協しない素材選び、

非常に丁寧な裏ごしの技術に裏打ちされ、忘れがたい感動に駆られます。

 

 

あまりの感動に、

今まで、のべ100人ほどにお土産としてお持ちしましたが、

百発百中。

 

「うわ、何これ美味しい」という

コメントをいただける、自分にとって特別なお菓子です。

あんわらび。わらびもちと、肌理の細かいこしあんが織りなす、奇跡の口溶け。

あんわらび。公式サイトより

 

 

 

感動度(5段階、5が最高)】

・ 全体評価 5: ★★★★★

  ※ 大好きである。素材、手間ひま、名乗らぬ職人の研ぎ澄まされた技術に感動。

・ 希少性(場所) 4: ★★★★☆

  ※ 成城学園前の店舗でしか買えないため、場所の希少性あり。

       ※ 一年中買える(嬉しい!)ので、1つスコアを落として4にしました

・ 素材 5: ★★★★★

  ※ 使われている材料が、超一級品。雑味が無く、口溶けなどもすばらしい

・ 抹茶マッチ度 4: ★★★★☆

  ※ お抹茶には水気の少ないお菓子が合うが、絶妙な水気。 きなこが抹茶を欲し、本体はしっとりしているため、スコアは4。

 

 

【さいごに】

このような、感動的な和菓子との出会いが、

茶道を持続させる要素になっているのは、先生には言えない秘密です。

 

全国の和菓子屋さんや、茶室をめぐる旅についても、

記憶を掘り起こしながらアップしていきますので、お楽しみに!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

みなさんにも良き感動が訪れますように。

 

 

〜〜〜〜〜〜

【詳細情報】

・ 日持ち: 3日

・ 包装形態: お好きな数を、詰めていただけます

・ アレルゲン:  大豆(きなこ)

 

・ 購入できる場所:

 − 実店舗のみ

    http://www.seijoanya.com/access.html

    営業時間  9:00 ~ 20:00

       元旦以外 原則無休 (年2日程度のメンテナンス休業有り)
       157-0066 東京都世田谷区成城6-5-27

       電 話 03-3483-5537

       小田急成城学園前北口または西口より徒歩1分

 

和菓子の目覚め【2008年真冬: 金沢「諸江屋」の生落雁「万葉の花」】【感動和菓子#001】

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

感動、してますか?

 

理系茶人のくりりんです。

  

今までに 食した和菓子は、5000個超(概算)

 

なぜ、こんなことになってしまったのか。

 

そのきっかけが

「諸江屋(金沢)」さんの、生落雁「万葉の花」です。

http://moroeya.co.jp/archives/71

 

こんなに!こんなに!美味しい食べ物があったのか!!

と、衝撃を受けたのは、これ以来、無いかもしれません(2019年現在)。

 

 

感動度(5段階、5が最高)】

・ 全体評価 5: ★★★★★

  ※ 本当は、ぶっちぎりで、10くらい付けたい

・ 希少性 5: ★★★★★

  ※ 以前は、金沢の「たろう」さんが作っていました*1が、今は孤高の存在 

・ 素材 5: ★★★★★

  ※ 使われている材料が、超一級品。雑味が無く、口溶けなどもすばらしい

・ 手土産 5: ★★★★★

  ※ 日持ちが長い(14日。真空パック)、個包装! なお、一度開けたら、崩れないように注意が必要

 

 

【驚きポイント】

「生!」落雁

「生」というだけあって、食感がふにゅ!っとしていて、

まるで、落雁ではないような印象。

 

 

【褒めことば】

丁寧に炊かれた餡、和三盆のコクのある⽢み、寒梅粉*2の⾹ばしさと、

柔らかい⾷感を持つ落雁に、深く感動。

 

天然の素材由来の⾊、花々のモチーフも抽象的で美しく、

眼でも味わい、五感を通じて感動。 

 

※ 生落雁は、他にも「濃茶楽雁」「加賀宝生」がありますが、

小豆と生地そのものの風味から、「万葉の花」がダントツに好きです。 

 

【出会い】

2008年。

当時19歳、浪⼈中、荒んでいた私が深く癒やされたのが、

受験で訪れた地、⾦沢の⽼舗「諸江屋」さんの⽣落雁「万葉の花」でした。

 

 

【詳細情報】

・ 受賞歴など: 全国菓子大博覧会 名誉総裁賞(2008年第25回 姫路大会)

・ 日持ち: 14日 

・ 包装形態: 個包装
・ 種類:

  6個袋入り
  8個箱入り
  15個箱入り
  16個箱入り
  24個箱入り
  32個箱入り

・ アレルゲン: なし

・ カロリー: 1個あたり82.0kcal

 

・ 購入できる場所:

 − オンライン

   直営: http://moroeya.net/?pid=7218034

   Amazon

   他

 − 店舗*3

   本店: 石川県金沢市野町1-3-59
       TEL:076-245-2854
       休日:元旦 営業時間:9時~19時

   全国の百貨店(デパ地下)

 

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今日はこの辺にて失礼します。

良き感動ライフを!

*1:こちらも最高でした

*2:落雁の主材料。いったん作った餅を砕いて粉として作る

*3:http://moroeya.co.jp/shopinfo

【祝・開設!感動した!】感動にまつわる云々を、記録していきます。(和菓子、旅、技術、などなど)

あなたは最近、感動しましたか?

 

「感動*1」は、

心を満たし、活力を生み出します。

または、心をしぼませ、活力を奪います。

 

しかし、人によって、

・ 何に感動するのか

・ どうして感動したのか

が、異なります。

 

 

しかも、例えば同じ音楽を聞いたのに、

感動したり、しなかったり。

 

なぜか。

もっと大きい感動を経験してしまった。

一緒にいた人が違った。

体調が悪かった。

飽きた。

・・・などなど・・・ 

 

このように考えると、

感動は様々な要因の影響を受け、

しかも再現性が無いと言えそうです。

 

再現性がない現象は、

「科学では取り扱えない*2」という事になってしまいます。

 

 

しかし!!!

個人的な体験として、感動は確実に知覚できている、という方が大半と思われます。

そして、感受性が豊かな人*3の感動は、多くの方の共感を呼び、

これがSNSの繁栄の原動力となっている、といっても過言でないと考えます。

 

 

つまり・・・

そんなすばらしい「感動」を、なかったことにしたくない。

なんとか、科学*4としても取り扱えるようにしたい。

 

 

そんな想いから、

まずは自分が感動したことを、書き綴っていこうと思います。

 

 

 

もし「感動(=心がなんらか動いた)」してくださいましたら、

反応していただけますと幸いです。

 

 

ではでは、

これからよろしくお願いします。

*1:心が動く、と定義しておきます

*2:デカルト以後の科学

*3:インフルエンサーなど

*4:画像情報を中心に10年ほど情報処理技術の研究開発に従事した経験あり